雑な談義

読みと打ち - 思考停止中で『内読』という単語を出したのでそれについて。


以前の脚注と被るけど改めて説明すると、「心の中で読む」という行動のこと。「脳内での文字の音声化」と言った方がイイのかな。

確実に伝わる説明は分からないけど、小学校でそう言われることが多いので、多くの人が自然とやっているものだと思う。

速読関連の書籍にはだいたい出現するが、日本語としてはWeb上の辞書サービスでは出てこない程度に確立していない。


なぜ速読関連の書籍に現れるかといえば、多くの速読技術は第一に「内読を止めること」を置いているから。

なぜ「内読を止める」必要があるのかといえば、内読が600〜800字/分と速読(2000〜10万字/分)に比べて遅いから。


速読の速度には流派というか手法というか、何かいろいろ違って結構な(数倍はざら)幅があるのだけど、内読の速度はわりと開きはなくて高々1000字/分といったところ。


さんざん書いといてアレだけど、私自身は速読が出来ないので、速読とタイピングの関係は出来る人にお任せという事で。

一般にタイパーの中で『山』といわれる事が多い領域と、内読の速度がもろに被ってるように思う。関連性は不明だけども、偶然の一致として片付けるには惜しいような感じがする。